雑感

読んで面白かった本を要約しています。主に事業・プロダクト開発(PdM/UXデザイン/マーケティング)のビジネス書と社会科学(経済学/経営学)・人文科学(哲学/歴史学)の古典。

■読んで面白かったビジネス書3選<経営者の伝記編>

 

中小企業の社長と仕事をしたり経営に関する事象について考えることが多く、社会人になってから経営者の伝記を特に読むようになりました。今回は読んで印象深かった本を3冊チョイスしました。

 

 

 

<目次>

1.ジェフ・ベゾス 果てなき野望

2.渋谷で働く社長の告白

3.成功のコンセプト

 

 

 

 

 

1.ジェフ・ベゾス 果てなき野望

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Amazonのビジネスモデルや成功プロセスについて書かれている本はたくさんありますが、これが一番詳細に記載されていると思います。

主にAmazonAWSが立ち上がり事業基盤が安定化するまでのプロセスを時系列順に記載されている伝記ですが、「ジェフ・ベゾスがどんなことを考えているのか」

Amazonの事業のつくり方・勝ちパターンなどがわかりやすく書かれており最高に僕には刺さりました。

 

簡単にまとめると

「利益率の低い領域に入り込み一気に参入障壁を築く&プラットフォームを作りこむ→ユーザーを依存させて一気に収益源を拡大していく」という事業パターンがあるのですが、最近の新聞などをにぎわすAmazonの事業戦略は全てこの方針貫いているなーと気づかされます。

 

 

 

 

 

2.渋谷で働く社長の告白

 

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次はこちら。

サイバーエージェントを作った藤田社長の自伝です。

主に創業から東証一部上場を果たすまでのリアルな伝記となっております。葛藤や苦しみがこれでもかというくらいリアルに描写されており、一つの映画を観ているかのような感覚で読み進めることができます。

ホリエモンGMOの熊谷社長、楽天の三木谷社長などが登場してきて読んでいてめちゃくちゃワクワクします。

 

経営者はリアルにどんなことを考えているんだろう?といった気持ちを知りたい方にオススメです。

 

 

 

 

3.成功のコンセプト

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最後はこちら。

楽天の三木谷社長の自伝と経営に関する彼の行動指針について記載されています。楽天を新卒採用の際に受けていて、その時に初めて読みましたがものすごく面白くて今もたまに読み返します。

楽天創業経緯の物語について3割、楽天がどのように今の企業文化を形成したかについて7割という感じで記載されています。

 

個人的に一番しっくりきたのは

「ビジネスで成功する鍵は、仕事を最大の遊びにできるかどうかだ」「面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるだけだ」という主張です。

 

 

就活時代から「人生の大半を占める仕事を楽しめたら幸せだよなー」とは思っていて、今も変わらないのですがそうした思考回路や論理的根拠をわかりやすく説明しているのでとてもお気に入りです。

 

楽天の事業戦略や勝ちパターンについても記載されており、つくづく面白い会社だなと思います。

 

 

 

以上です。

テスラのイーロン・マスクの伝記やFacebookマーク・ザッカーバーグの伝記もネットビジネスで世間をにぎわせている経営者たちはこんなことを考えているのか!と考えさせられたのでオススメです。

 

 

どうぞ引き続きよろしくお願いします!!