雑感

読んで面白かった本を要約しています。主に事業・プロダクト開発(PdM/UXデザイン/マーケティング)のビジネス書と社会科学(経済学/経営学)・人文科学(哲学/歴史学)の古典。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

■要約≪賃労働と資本≫

今回はカール・マルクスの「賃労働と資本」を要約していきます。主著「資本論」への最良の入門書として名高く、マルクスが19世紀にマルクス経済学の原理原則を労働者向けにわかりやすくパンフレットに記載した内容をまとめた本です。資本主義経済を批判的に…

■要約≪誰のためのデザイン?後編≫

今回はD.A.ノーマン氏の「誰のためのデザイン?」を要約していきます。認知科学者によるデザイン原論をまとめた当該分野の古典的な本です。本書を起点としてプロダクトデザイン/インダストリアルデザイン・デザイン思考などが大きく発展したとされており、サ…

■要約≪ローマ人の物語11≫

今回は塩野七生氏の「ローマ人の物語」を要約していきます。11は「ユリウス・カエサル・ルビコン以後」の上巻です。カエサルがガリア統治を収めた後に元老院派・ポンペイウス陣営に対して反旗を翻し、共和政を終焉にする為にローマ帝国本土へ向かい各地でポ…

■要約≪誰のためのデザイン?前編≫

今回はD.A.ノーマン氏の「誰のためのデザイン?」を要約していきます。認知科学者によるデザイン原論をまとめた当該分野の古典的な本です。本書を起点としてプロダクトデザイン/インダストリアルデザイン・デザイン思考などが大きく発展したとされており、サ…

■要約≪トルネード≫

今回はジェフリー・ムーアの「トルネード」を要約していきます。ハイテク業界のプロダクトマーケティングにおける重要書籍として名高く、「キャズム」とセットで読まれる本です。本書はアーリー・アドプターとアーリー・マジョリティーの境目であるキャズム…

■要約≪LEAN ANALYTICS後編≫

今回はアリステア・クロール/ベンジャミン・ヨスコビッツ共著の「LEAN ANALYTICS」を要約していきます。EricRiesシリーズエディタの1冊であり、構築・計測・学習における「計測」にフォーカスした内容となっております。本書はソフトウェアプロダクトの代表…