雑感

読んで面白かった本を要約しています。主に事業・プロダクト開発(PdM/UXデザイン/マーケティング)のビジネス書と社会科学(経済学/経営学)・人文科学(哲学/歴史学)の古典。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

■要約≪雇用、利子および貨幣の一般理論(上)≫

今回はケインズの「雇用、利子および貨幣の一般理論」を要約していきます。 上下巻構成で今回は上巻を扱います。ケインズはマクロ経済学(≒ケインズ経済学)の創始者であり、アメリカのニューディール政策を始めとした20世紀半ば頃までの世界各国の経済政策…

■要約≪法の精神 第二部≫

今回はモンテスキューの「法の精神」を要約その2となります。 第二部の要約で、ここまでで法の精神(上)が終了します。第二部は各国の歴史を紐解き、国防・公民の権利・政治的自由・租税制度などについて言及していくパートとなります。 ※参考 第一部の要約…

■要約≪法の精神 第一部≫

今回はモンテスキューの「法の精神」を要約していきます。 三権分立論で有名なフランスの哲学者で、「ペルシア人の手紙」や「ローマ人盛衰原因論」と並んだ氏の代表作です。「法の精神」は上中下巻の三部作で六部構成となっております。今回は第一部を要約し…

≪上期総集編≫2022年度に読んで面白かった本7冊

今回は半年に1度まとめている「読んで面白かった本シリーズ」です。 「世の中を形作るシステムを理解したい」という好奇心から最低限の心得のある経済学をベースに古典を中心に読んできました。歴史的偉人の書物を頑張って理解しようとすることで、偉人に稽…

■要約≪旧約聖書②≫

今回は旧約聖書要約シリーズその2となります。 モーセの十戒に忠実に運営をするイスラエル王国の歴史を紐解いていくパートとなります。有名なヨシュア・ダビデ・ソロモンなどが登場してくるのも特徴です。「唯一神を信仰する」という宗教の根底に流れる思想…