雑感

読んで面白かった本を要約しています。主に事業・プロダクト開発(PdM/UXデザイン/マーケティング)のビジネス書と社会科学(経済学/経営学)・人文科学(哲学/歴史学)の古典。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

■要約≪旧約聖書①≫

今回は旧約聖書を要約していきます。 最も多くの人類に読まれたとされる書物であり、ヨーロッパ社会の起源を知る上では不可欠の本です。道徳哲学として用いられ、思想体系に大きな影響を与えており、ヨーロッパの偉人の書物には宗教に関する知識を前提にした…

■要約≪組織の経済学 Ⅵ部~Ⅶ部≫

今回は「組織の経済学」要約その3となります。 3回目の今回は6部~7部を扱い、今回で終了となります。 6部は「資金調達:投資・資本構成・コーポレート・コントロール」について、7部は「組織のデザインとダイナミックス」をテーマとしています。資本配分によ…

■要約≪銃・病原菌・鉄(下)≫

今回はジャレド・ダイアモンド氏の「銃・病原菌・鉄」を要約していきます。 文明間の競争の雌雄を決した三要素「銃・病原菌・鉄」に着目して、人類の歴史を紐解いていく構成になっています。下巻は中国・オーストラリア大陸・南北アメリカ大陸・アフリカ大陸…

■要約≪古都≫

今回は川端康成の「古都」を要約していきます。 川端康成はノーベル文学賞を受賞した日本純文学を代表する作家で「雪国」や「伊豆の踊子」等が有名作品です。本作は何度も映像化されている氏の代表作の一つと言われており、「新感覚派」の真骨頂が垣間見える…

■要約≪経済学および課税の原理(上)≫

今回はリカードの代表著作「経済学および課税の原理」を要約していきます。リカードはアダム・スミスと並んで古典派経済学の大家として名を馳せ、「国富論」の理論を昇華させ、比較生産費説など現代に通じる経済理論を体系化した偉人です。 本書は上下巻で構…