読んで面白かったビジネス書シリーズ
第五弾として
思考のフレームにまつわる本を3冊抜粋させていただきました。
この手の本は巷にたくさん溢れていますが、その中でも特に印象深く
現在の自分のアタマの使い方にかなり影響を受けている本を持ってきました!!
<目次>
1.アナロジー思考
2.イシューからはじめよ
3.武器としての交渉思考
1.アナロジー思考
まずはこちら。
何か新しい経験をする時に、似たような過去の経験から類推(アナロジー)して「あれと同じ感じかな」と考えることがあると思いますが、これが「アナロジー思考」です。
「構造的に似ていて、かつ分野の異なるもののアイデアを借用すると他者には真似できないアウトプットができたり、吸収効率が飛躍的に向上しますよ」
ということを思い知らされる本です。
就活生の時に読んで感銘を受けて以来ずっと意識しているため、かなり自分に影響を与えている本だと捉えています。
2.イシューからはじめよ
2冊目はこちら。
本屋に一時期平積みされていたため、見たことある人は多いと思います。
問題解決系の本を何冊か読んできた中で最もわかりやすくまとまっていた一冊だなと思いチョイスしました。
問題解決に闇雲に取り組む前に、
まずは
「それが解くことができる命題かどうか・解くべき命題であるか」どうかの二点に着目してから課題に着手しましょうということが冒頭でかなり丁寧に書かれています。
いわゆる課題解決フレームも網羅的に記載されており、便利な本です!!
3.武器としての交渉思考
最後はこちら。
瀧本先生の本はどれも大好きなのですが、実用的ということでこの本をチョイスしました。交渉学の基本的な概念と具体的なハウツーについてまとめられています。
「相手が合理的であろうとなかろうとどう対峙すべきか」という一例を示しており、
論理偏重になりがちな時にありがたみを感じます。
大学生向けの視点で説かれていますが
若手アソシエイトにも十分得ることのある内容の本だと思います。
以上となります。
闇雲に読み込んで理論武装するのはいけないとは思いますが、
ざっくりと思考のフレームを頭に入れ込んで頭を整理することは社会人になって定期的にやらないとだよなと感じています。
よろしくお願いします。