読んで面白かったビジネス書シリーズ第二弾ということで
「採用」にまつわる本の中で「これはためになった!!」
という本を3冊抜粋させていただきました。
HRビジネスに携わる者でありながらまだまだ専門性が全然足りないので
自発的にインプットせねば。。。という感じです。
今回紹介する本は初歩的な内容が網羅されているものばかりです。
<目次>
1.採用学
2.いい人材が集まる性格のいい会社
3.ワーク・ルールズ!-君の生き方とリーダーシップを変える
1.採用学
「そもそも企業はなぜ採用活動をするのか?」という歴史的背景から始まり
採用の意味、特に新卒採用について網羅的に書かれている本です。
(採用がうまい会社の実例もたくさん載っています。)
人事のKPIの概念や
求人広告・紹介会社と企業の人事の関係性の変遷などについて
数字を交えてものすごくわかりやすく書かれております!!
日本の人事部HRアワード2016にも選ばれている本であり、
採用について全然見解を持つことができていなかった自分にとっては
目から鱗の内容でした。
2.いい人材が集まる性格のいい会社
リクルートの先輩から入社直後に教えていただいた本で
中小企業がどのように採用活動をしていくかということを
様々な実例を交えて述べています。
要約すると「ハード面だけではなくソフト面もしっかり設計して打ち出すことで
いい人材を引き付け、採用し続けることができますよ」というもの。
自分の仕事に落とし込むと、まずはハード面を正しく魅力付けして伝えることが
非常に価値があるし求められているんだなと棚卸させられました。
中小企業は「単一事業をやっているぶん仕事内容を明確に打ち出したり、
働き手のやりたい仕事ができる可能性が広い」という点で訴求すべし
という視点は今でも自分の仕事に対する考えの中心に据えられているので
かなり影響を受けた本なのかもしれません。
3.ワーク・ルールズ!-君の生き方とリーダーシップを変える
最後は非常に有名なこれ。
グーグルの採用・育成・評価について事細かに記載されている本です。
とにかくボリュームが多く長いですが、なぜそのような仕組みを築いているのか
分かりやすく書かれているため勉強になりました。
自分が人事をやることになったら何度も読み返すことになるんだろうな
というのが正直な感想です。
以上です。
なるほどこんな考えがあるんだ!!という観点では
「ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」
も考えさせられる内容の素晴らしい本でした。
2018年もよろしくお願いします!!