今回はZOZOの田端さんで有名なこちらの本をピックアップ致します。
おなじ本の名前ですが、こちらは2000年に書かれた源流の著作です。
現代の流行のキャリア論の基本となるような考え方と具体的なhowを五月雨式に記載しており非常にわかりやすいです。
サラリーマン大逆襲作戦①ブランド人になれ!
■ジャンル:キャリア論
■読破難易度:低
■対象者:仕事を面白くやりたい人・将来独立・起業をかんがえている方・仕事に何らかの意味を見出して働きたい方
【概要】
※ワーク・シフトとか現代のキャリア論読んだことある人には既知の内容かなり多いと思います。そんな人にもこの本はわかりやすく伝える力を学び・感じ取ってほしいと思う内容です。
2000年に書かれた、「これからは個人のスキルを高めて会社に依存することなく生きていく時代だよ」ということを提唱している本です。
アメリカは1975年ころから大手終身雇用がうまく機能しなくなってきて、これからは個人の時代だと言われたことの背景を踏まえて作られている本です。
下記、ノウハウ・マインドで参考になったものを五月雨式に記載します。
・個人の市場価値を高めるためにはチームで考えたり、チームで行動することが成長を早めるという逆説。
・現地現物というわけでないけど個人のスキル・ブランドで成功している人にまずは会ってみてどんなことをしている・何が意味があるなどを感じてみることは大事
→これからの時代、ベースとなる理論のインプットはもちろん重要だけどもそれと同じくらい現地現物に触れて自分で考える・考えを持つことのほうが大事であるため。
・ブランド人になるにはプロジェクトにおいて自分は何ぞやを明示し成果を残す経験を残すことがかなりの急所になる。
→その経験で自分の価値を伝えられるようになると一気にキャリアの幅が広がる。
・自分というブランドは自分の専門性もそうだがそれと同じくらい自分のコミュニティーも市場価値に影響する。だからコミュニティーは常に育てないといけないし活用しないといけない。
・大業を成し遂げるためには自分より優れた先人の誰かの味方をつくらないと難しい。※歴史的な偉人もみな誰かに好かれてその人の力を借りて物事を成し遂げている
・マーケット感覚を失わないためにも必ず常に現地現物・現場に触れて自分の感覚をアップロードさせ続けることはかなり大事
→これはどのレイヤーになっても大切な感覚のようです。
【所感】
この本はこの考えを2000年に提唱していることにすごみを感じます。書いてあることはよく言われる平素なことですがサラリーマンの看板を使ってまだまだいろいろできるよなと感じました。
以上です!
しばらくライトな内容の本の書評が続いたので専門的なテーマの内容の本や重い内容の本の書評もやってみようかと思います。